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間質性膀胱炎・膀胱痛症候群

膀胱に関連する慢性の骨盤部の疼痛、圧迫感または不快感があり、頻尿などの症状を呈するが、膀胱炎、尿路結石、膀胱がんなどを疑う所見がない状態と定義される病態です。膀胱内視鏡検査で特徴的なびらん所見(ハンナ病変)や出血を示す場合があります。女性に多い疾患ですが、男性にもみられます。

症状

膀胱あるいは骨盤部の痛み、圧迫感、不快感に少量頻回な排尿を伴います。膀胱が充満した時の痛みが典型的な症状となります。

診断

上記の症状と排尿日誌(排尿回数、1回排尿量の記録)、尿細胞診、尿培養、残尿測定などを行います。疑わしい場合には膀胱内視鏡検査で膀胱内を観察します。

治療

食事療法、理学療法、アミトリプチリン、アセトアミノフェン、漢方薬による薬物療法、DMSO膀胱腔内注入療法、手術療法(膀胱水圧拡張術、経尿道的ハンナ病変切除・焼灼術)などがあります。

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