腎がん
腎臓がん(腎細胞がん)について
■ 腎臓がんとは
腎臓がんは、腎臓にできる悪性腫瘍で、多くは「腎細胞がん」と呼ばれるタイプです。
腎臓は背中側の左右に1つずつある臓器で、血液をろ過して尿をつくる大切な役割を担っています。
腎臓がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどないことが特徴で、健康診断や人間ドックの超音波検査やCT検査で偶然見つかるケースが増えています。
■ 主な症状
進行すると以下のような症状が現れることがあります。
- 血尿(尿に血が混じる)
- 腰や背中の痛み
- お腹のしこり
- 原因不明の体重減少や発熱
ただし、これらの症状が出る前に発見されることも多いため、定期的な検査が非常に重要です。
■ 原因とリスク因子
腎臓がんのはっきりとした原因はまだ完全には解明されていませんが、以下がリスク因子とされています。
- 喫煙
- 高血圧
- 肥満
- 慢性腎臓病
- ご家族に腎臓がんの方がいる場合
生活習慣の見直しも予防の一つと考えられています。
■ 検査・診断
腎臓がんの診断には、以下の検査を行います。
- 超音波(エコー)検査
- CT検査
- MRI検査
- 尿検査・血液検査
当院では、必要に応じて適切な検査をご案内し、精密検査が必要な場合には連携医療機関へご紹介いたします。
■ 治療について
腎臓がんの治療は、がんの大きさや進行度に応じて決定されます。
- 手術(腎部分切除・腎摘除)
- 薬物療法(分子標的薬・免疫療法)
- 経過観察(小さながんの場合)
特に早期に発見された場合は、治療の選択肢も広がり、予後も良好とされています。
■ 早期発見のために
腎臓がんは「症状が出にくいがん」です。
そのため、健康診断や画像検査での早期発見が非常に重要です。
- 健診で腎臓の異常を指摘された
- 血尿を指摘されたことがある
- 腰の違和感が続いている
このような場合は、お気軽にご相談ください。
■ 当院からのメッセージ
腎臓がんは、早期に発見することで治療の選択肢が広がる疾患です。
一方で、自覚症状が少ないため、不安を感じながらも受診のタイミングに悩まれる方も少なくありません。
当院では、患者さまのお話を丁寧に伺い、不安や疑問に寄り添いながら、必要な検査や専門医療機関との連携を含めた最適な診療を行ってまいります。
どんな小さなことでも構いませんので、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
