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過活動膀胱

我慢が難しい強い尿意(尿意切迫感)を必須症状とし、頻尿(and/or 夜間頻尿)を伴う疾患です。我慢が難しい尿意に尿漏れ(尿失禁)を伴う場合があります。尿路結石や膀胱炎、尿道炎といった尿路感染症も同様の症状を呈する場合があるため、専門医による診断が必要となります。

症状

我慢が難しい尿意(尿意切迫感)に、昼間や夜間の頻尿が伴います。尿漏れを伴う場合があります。

診断

上記の症状と尿検査や膀胱超音波検査などで結石や尿路感染症と鑑別が重要となります。

治療

抗コリン薬、β3受容体作動薬などの内服治療。

内服治療で症状改善が乏しい場合には、ボツリヌス治療(外来手術)が適応(2020年保険適応)となります。

ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法

◆ ボトックス治療とは

「ボトックス(ボツリヌス毒素製剤)」を膀胱の筋肉に注射し、膀胱の過剰な収縮を抑える治療です。これにより、尿意切迫感や頻尿、尿失禁といった症状を改善します。特に、内服薬で十分な効果が得られない場合や副作用で薬が使えない場合に有効です。

◆ 治療の特徴

効果は1回の治療で約6か月持続します(効果には個人差があります)。

外来での日帰り治療が可能です。

治療中は膀胱鏡を使用し、局所麻酔下でボトックスを注射します。

治療後は数日以内に効果が現れ始めます。

◆ 注意点

治療後、一時的に排尿困難が生じることがあります。必要に応じて自己導尿の練習を行う場合もあります。

治療効果が切れた後、必要に応じて再投与が可能です。

ボトックス治療は保険適用されています。

◆ このような方におすすめです

内服薬で効果が不十分だった方

頻繁な尿意や尿失禁により日常生活に支障を感じている方

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